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通話定額(かけ放題)・音声通話対応の格安SIM・MVNO比較

更新日:2019.07.08

音声通話対応の格安SIM・MVNOを徹底比較しています。格安SIMにはデータ通信だけの契約もあり、格安SIMは電話が使えないと思っている方も多いのですが、実は090、080、070の電話番号を使った通常の電話が使える格安SIMはたくさんあります。

格安SIMでも音声通話できる?

大手キャリアのスマートフォンを使っていると、音声通話ができない携帯電話の存在がピンとこない方もいるかもしれません。しかし、格安SIMの中には通話ができないものがあるんです。もちろん、音声通話ができる格安SIMもありますので、まずは格安SIMの種類をきちんと知っておくことが大事です。

SIMの種類を知ろう

格安SIMは大きく分けて以下3種類のSIMが存在します。

  • データ専用SIM
  • SMS付きデータSIM
  • 音声通話SIM

データ専用SIMは、スマートフォンをインターネットなどのデータ通信メインに利用したい方向けです。SMS付きデータSIMは、データ専用SIMに加えてSMSが利用できるようにしたものです。以上の2つは音声通話が利用できません。

格安SIMで音声通話をしたい方は必ず「音声通話SIM」を選ぶようにしましょう。

プランによっては格安SIMでもキャリアより通話料金が割高になる?

格安SIMの音声通話プランを利用するうえで気をつけたいのが利用料金です。

多くの格安SIMの通話単価はほぼ一律30秒21.6円です。大手キャリアと違って長時間の通話の割引が少ないため、通話時間が伸びてくると大手キャリアの端末を使うよりも通話料金がかなり割高になってしまうことがあります。

つまり、格安SIMへの乗り換えをデータ通信の容量だけで決めると、音声通話ができなかったり、できるものでも通話時間によって割高な料金が請求されてしまったりすることがあるのです。

MVNOではこうした音声通話もしたいユーザーに向けて通話に関するプランも複数用意しています。もし、通話をよくする方で格安SIMに乗り換えようとしているなら必ず音声通話に対応しているか、最適なプランがあるかどうかを確認しましょう。

格安SIMを選ぶときは音声通話ができるか注意しよう!

  • 格安SIMの中には音声通話できないデータ専用SIMがある
  • 通話料金はほぼ21.6円/30秒と大手キャリアより割高
  • 自分にあった音声通話プランを選ぶのが重要

音声通話対応の格安SIMを徹底比較!

格安SIMには090、080、070の電話番号を使った通常の電話が使えるプランが数多くあります。音声通話対応の格安SIMを利用するなら、どのMVNOを選べばよいのか各社を比較していきましょう(比較データは2019年4月現在のものです)。

まずは、どのMVNOから音声通話対応の格安SIMが提供されているか紹介します。

音声通話に対応している格安SIMを提供しているMVNO一覧

提供回線docomoauSoftBank
UQモバイル(ユーキューモバイル)××
楽天モバイル×
mineo(マイネオ)
DMM mobile(DMMモバイル)××
Y!mobile(ワイモバイル)××
IIJmio(みおふぉん)×
BIGLOBEモバイル(ビッグローブSIM)×
QTmobile(QTモバイル)
LINEモバイル(ラインモバイル)
OCN モバイル ONE××
LIBMO(リブモ)××
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)×
U-mobile(ユーモバイル)×
イオンモバイル(イオンスマホ)×
b-mobile(ビーモバイル)×
nuromobile(nuroモバイル)
エキサイトモバイル××
NifMo(ニフモ)××
Fiimo(フィーモ)×
DTI SIM××
TONEモバイル(トーンモバイル)××
@モバイルくん。××
ロケットモバイル××
LinksMate(リンクスメイト)××
G-call SIM××
スマモバ××

実にたくさんの格安SIMがありますね。そして、以前に比べて複数の回線を取り扱うマルチキャリアが増えてきたことがわかります。それでは、具体的な条件ごとにプランを比較していきます。

月額基本料金で比較

最初にオプションプランを使用していない純粋な月額基本料金で比較していきます。自分が使うデータ容量に合わせて、音声通話対応の格安SIM選びの参考にしてみてください。

今回は一般的なデータ使用量である1GB~10GBに絞って比較しています。また、音声通話は090/080/070の番号を利用した場合で比較しています。

MVNO名称1GB2GB3GB5GB6GB7GB10GB
UQモバイル(ユーキューモバイル)--1,814円-3,218円
(14カ月以降は4,298円・26カ月以降は3GB)
--
楽天モバイル--1,728円
(3.1GB)
2,322円--3,196円
mineo(マイネオ)D:1,620円
A:1,522円
(2018年9月3日新規受付終了)
-D:1,728円
A:1,630円
S:2,106円
-D:2,462円
A:2,365円
S:2,841円
D:3,477円
A:3,380円
S:3,856円
DMM mobile(DMMモバイル)1,361円1,491円1,620円2,063円-2,765円3,122円
Y!mobile(ワイモバイル)--2,139円
(13カ月以降:3,219円、2年経過後2GB)
----
IIJmio(みおふぉん)--1,728円-2,397円--
BIGLOBEモバイル(ビッグローブSIM)1,512円-1,728円-2,322円--
QTmobile(QTモバイル)D/A:1,566円
S:1,836円
-D/A:1,674円
S:1,944円
-D/A:2,430円
S:2,700円
-D/A:3,510円
S:3,780円
LINEモバイル(ラインモバイル)1,296円-1,826円2,398円-3,111円3,478円
OCN モバイル ONE--1,944円-2,322円-3,240円
LIBMO(リブモ)--1,707円-2,355円-3,219円
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)--1,728円2,268円-2,808円3,348円
U-mobile(ユーモバイル)--1,707円2,139円---
イオンモバイル(イオンスマホ)1,383円1,491円--2,138円--
b-mobile(ビーモバイル)1,070円-D:1,394円
S:1,826円
-D:1,934円
S:2,582円
-D:2,798円
S:3,446円
nuromobile(nuroモバイル)-D:1,512円
A:1,599円
S:1,815円
---D:2,376円
A:3,024円
S:3,024円
-
エキサイトモバイル1,480円1,588円1,728円----
NifMo(ニフモ)--1,728円--2,484円-
Fiimo(フィーモ)--1,728円-2,484円-3,618円
DTI SIM1,296円-1,610円2,074円--3,024円
@モバイルくん。---3,132円--5,400円
ロケットモバイル1,350円1,404円1,512円1,944円-2,592円-
LinksMate(リンクスメイト)1,188円--2,268円--3,348円
G-call SIM1,458円-1,707円2,376円-2,722円3,521円

※エキサイトモバイルは定額プラン1枚コースに音声通話機能のオプション月額756円をプラスした金額を表示しています。
※BIGLOBEモバイルはセレクトプランの料金を表示しています。
※b-mobileは「990ジャストフィットSIM」プランの料金を表示しています。
※J:COM MOBILEはSIMカード[Dプラン]の料金を表示しています。
※LINEモバイルは1GBのみ「LINEフリープラン」、3GB以降は「コミュニケーションフリープラン」の料金を表示しています。
※楽天モバイルは組み合わせプランの料金を表示しています。
※UQモバイルは3GB:「データ高速+音声通話プラン」6GB:「おしゃべり/ぴったりプランM」の料金を表示しています。
※ワイモバイルは「スマホプランS」の料金を表示しています。
※Dはdocomo回線、Aはau回線、SはSoftBank回線を表しています。
※表示金額はすべて税込金額となります。

データ容量ごとに料金を表にしてみると、各データ容量で最安値の会社が異なることがわかります。つまり、そのデータ容量で最安値であっても一段階上がると最安値ではなくなるということです。もし使用データ容量に幅をもたせたい方や後々プランを変更する可能性のある方は、前後のデータ料金もよくみて格安SIMを選ぶといいでしょう。

月額料金は音声通話が使用できるというだけなので、ほぼどの格安SIMも30秒21.6円というのは変わりません。通話メインでスマホを利用しない方は、自分が使用するデータ容量の最安値のMVNOを選んでみてください。

かけ放題オプションで比較

MVNOの提供するかけ放題サービスは一定時間の通話が無料になるというもので、1分、3分、5分、10分、無制限とさまざまな時間が設定されています。この制限時間内であれば、基本的に1日に何回通話しても通話料金が発生しません。

かけ放題の機能を利用するためには、基本的に各MVNOが提供している電話アプリをダウンロードし、アプリから発信する必要があります。サービスによっては緊急通報が利用できない場合もあるので注意が必要です。

今回は利用者が多いと思われる3分、5分、10分のかけ放題を中心に、いろんな無料通話オプション料金を比較してみました。

3分かけ放題の比較

実際にどのMVNOがどんなかけ放題オプションを提供しているのかを紹介し、基本料金を比較していきます。

3分かけ放題の料金比較

MVNO月額料金
b-mobile(ビーモバイル)
(利用できるSIMプランに制限あり・1日50回まで)
540円(時間超過分は10.8円/30秒)
U-mobile(ユーモバイル)
(U-mobile MAXのみ・1日50回までの制限あり)
540円(時間超過分は10.8円/30秒)
IIJmio(みおふぉん)
(同一mioID間なら10分かけ放題になります)
648円(時間超過分は10.8円/30秒)
BIGLOBEモバイル(ビッグローブSIM)648円(時間超過分は9.72円/30秒)

※表示金額はすべて税込金額となります。

最安値のb-mobile、U-mobileの540円は、かけ放題オプションや通話アプリの利用なしで合計12.5分通話したときと同じ値段となります。(43.2円/分で計算)

たった5回(15分)通話しただけで元が取れるお得なオプションであると言えます。1回の通話時間は短いけれど、通話の回数は多いという方におすすめのプランです。

3分かけ放題オプションのMVNOをチェック!

5分かけ放題の比較

3分の通話ではちょっと物足りないという方は5分かけ放題が向いているかもしれません。

5分かけ放題の料金比較

MVNO月額料金
b-mobile(ビーモバイル)
(990ジャストフィットSIM)
540円(時間超過分は10.8円/30秒)
TONEモバイル(トーンモバイル)810円(時間超過分は19.4円/30秒)
J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)918円(時間超過分は21.6円/30秒)

※表示金額はすべて税込金額となります。

5分かけ放題を提供していたMVNOの中には10分かけ放題にシフトしたものもあり、5分かけ放題自体が希少になってきています。

選択するデータ容量によっては、オプションを付けるよりもプランにかけ放題が付いているUQモバイルの「おしゃべりプラン」や楽天モバイルの「スーパーホーダイ」のほうがおトクかもしれません。また、J:COM MOBILEは時間超過分の料金が21.6円/30秒、TONEモバイルは19.4円/30秒と他社の倍になっているので注意しましょう。

5分かけ放題オプションのMVNOをチェック!

10分かけ放題の比較

ついつい長電話してしまうという方には10分かけ放題オプションがおすすめです。

10分かけ放題の料金比較

MVNO月額料金
TONEモバイル(トーンモバイル)
(IP電話)
540円(時間超過分は国内携帯電話宛:21.6円/30秒、国内一般加入電話宛:14円/30秒)
nuromobile(nuroモバイル)864円(時間超過分は10.8円/30秒)
G-call SIM864円(時間超過分は10円/30秒)
DTI SIM885円(時間超過分は10.8円/30秒)
BIGLOBEモバイル(ビッグローブ SIM)896円(時間超過分は9.72円/30秒)
NifMo(ニフモ)896円(時間超過分は10.8円/30秒)
IIJmio(みおふぉん)
(同一mioID間なら30分かけ放題になります)
896円(時間超過分は10.8円/30秒)
楽天モバイル918円(時間超過分は10.8円/30秒)
イオンモバイル(イオンスマホ)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
mineo(マイネオ)918円(時間超過分は10円(免税)/30秒)
DMM mobile(DMMモバイル)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
OCN モバイル ONE918円(時間超過分は10.8円/30秒)
QTmobile(QTモバイル)918円(時間超過分は16円/30秒)
Fiimo(フィーモ)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
LinksMate(リンクスメイト)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
LIBMO(リブモ)918円(時間超過分は10.8円/30秒)
LINEモバイル(ラインモバイル)950円(時間超過分は10.8円/30秒)
@モバイルくん。1,080円(時間超過分は10.8円/30秒)

※表示金額はすべて税込金額となります。

090通話最安値のnuromobile、G-call SIMの864円、次いでDTI SIMとNifMo、IIJmioは、5分かけ放題最安値のJ:COM MOBILEの918円よりも安くなっています。5分以内で通話を切る自信がない方は、10分かけ放題オプションのほうが安くなるかもしれません。

ちなみに、nuromobileの864円はかけ放題オプションなしで約20分の通話料金となります。つまり3分・5分のオプションよりも少ないたった2回(20分)の利用で元が取れます。10分程度の通話を月に2回以上する方は10分のかけ放題プランを利用するのをおすすめします。

なお、QTモバイルは時間超過分の料金が16円/30秒となっているので注意しましょう。

10分かけ放題オプション(090通話)のMVNOをチェック!

その他かけ放題

1回の通話で長い時間を必要としない方や、逆に10分では収まらないほど長電話をする方は、下記のかけ放題オプションを参考にしてみてはいかがでしょうか。

その他かけ放題の料金

MVNO料金
Fiimo(フィーモ)
通話パック30(最大30分)
540円(時間超過分は10.8円/30秒)
BIGLOBEモバイル(ビッグローブ SIM)
通話パック60(最大60分)
648円(時間超過分は9.72円/30秒)
Fiimo(フィーモ)
通話パック45(最大45分)
777円(時間超過分は10.8円/30秒)
U-mobile(ユーモバイル)
でんわパック60(最大60分)
800円(時間超過分は10円/30秒:不課税)
BIGLOBEモバイル(ビッグローブ SIM)
通話パック90(最大90分)
896円(時間超過分は9.72円/30秒)
mineo(マイネオ)
通話定額30(最大30分)
907円(時間超過分は21.6円/30秒)
OCN モバイル ONE
トップ3かけ放題
918円(その月の国内通話料上位3番号の通話料が0円に)
Y!mobile(ワイモバイル)
スーパーだれとでも定額
1,080円(回数・時間無制限)
OCN モバイル ONE
かけ放題ダブル
1,404円(10分かけ放題+その月の国内通話料上位3番号の通話料が0円に)
イオンモバイル
050かけ放題
(IP電話)
1,620円(回数・時間無制限)
mineo(マイネオ)
通話定額60(最大60分)
1,814円(時間超過分は21.6円/30秒)
QTmobile(QTモバイル)
無制限かけ放題
2,700円(回数・時間無制限)

※表示金額はすべて税込金額となります。

イオンモバイルの050かけ放題はIP電話のかけ放題サービスとなります。IP電話はインターネット回線を利用して音声データをやりとりするため、どうしてもノイズが入ったり、声がプツプツ途切れてしまうことがあるので注意しましょう。

OCN モバイル ONEが提供している「トップ3かけ放題」は、その月の国内通話料上位3番号の通話料が0円になります。同じ相手によくかける方にはおすすめですね。

キャリアではおなじみの無制限のかけ放題は、格安SIMでの提供はごくわずかです。ワイモバイルとQTモバイルは回数・時間無制限のかけ放題を提供していますので、電話を使う頻度が多い方はこちらを検討してみてください。

利用する日によって通話時間は変化するものなので、一概にどのプランが一番お得ということは断言できません。ここまでの比較表やグラフを参考にしながら、自分にあった格安SIMを選んでみてください。

料金プランに通話かけ放題が含まれている格安SIM

オプションではなくプランにかけ放題サービスが付帯している格安SIMについて紹介します。

通話かけ放題込みのプランを提供するMVNO

MVNO料金かけ放題時間備考
楽天モバイル
スーパーホーダイ
(2年契約時)
S(2GB/月):
2,138円/月
10分(時間超過分は10.8円/30秒)3年目から3,218円/月
(楽天会員でない方は1年目から3,218円)
M(6GB/月):
3,218円/月
10分(時間超過分は10.8円/30秒)3年目から4,298円/月
(楽天会員でない方は1年目から4,298円)
L(14GB/月):
5,378円/月
10分(時間超過分は10.8円/30秒)3年目から6,458円/月
(楽天会員でない方は1年目から6,458円)
LL(24GB/月):
6,459円/月
10分(時間超過分は10.8円/30秒)3年目から7,539円/月
(楽天会員でない方は1年目から6,458円)
UQモバイル(ユーキューモバイル)
おしゃべりプラン
S(2GB/月):
2,138円/月
5分(時間超過分は10.8円/30秒)14カ月目以降3,218円/月
26カ月目以降データ容量が半分に
M(6GB/月):
3,218円/月
5分(時間超過分は10.8円/30秒)14カ月目以降4,298円/月
26カ月目以降データ容量が半分に
L(14GB/月):
5,378円/月
5分(時間超過分は10.8円/30秒)14カ月目以降6,458円/月
26カ月目以降データ容量が半分に
UQモバイル(ユーキューモバイル)
ぴったりプラン
S(2GB/月):
2,138円/月
60分間/月の無料通話(時間超過分は21.6円/30秒)14カ月目以降3,218円/月
26カ月目以降データ容量が半分に
M(6GB/月):
3,218円/月
120分間/月の無料通話(時間超過分は21.6円/30秒)14カ月目以降4,298円/月
26カ月目以降データ容量が半分に
L(14GB/月):5,378円/月180分間/月の無料通話(時間超過分は21.6円/30秒)14カ月目以降6,458円/月
26カ月目以降データ容量が半分に
Y!mobile(ワイモバイル)
スマホプラン
S(2GB/月):
2,138円/月
10分(時間超過分は21.6円/30秒)9月1日より2年間3GBに増量
13カ月目以降3,218円/月
25カ月目以降データ容量が半分に
M(6GB/月):
3,218円/月
10分(時間超過分は21.6円/30秒)9月1日より2年間9GBに増量
13カ月以降は4,298円/月
25カ月以降はデータ容量が半分に
L(14GB/月):
5,378円/月
10分(時間超過分は21.6円/30秒)9月1日より2年間21GBに増量
13カ月以降は6,458円/月
25カ月以降はデータ容量が半分に
b-mobile(ビーモバイル)
990ジャストフィットSIM
docomo回線:
1,610円(1GB )〜4,418円(15GB)
(オプション料金込)
5分(時間超過分は10.8円/30秒)段階料金制
SoftBank回線:
1,610円(1GB)〜5,282円(15GB)(オプション料金込)

※表示金額はすべて税込金額となります。

楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイルは各プランとも料金に差はありません。ただし、2年契約の2年目から料金が値上がりしたり、契約更新をするとデータ容量が半分になったりするので、申し込む際は注意事項をよく見てから申し込みましょう。

b-mobileの990ジャストフィットSIMは段階料金制のプランで、2018年12月25日に料金プランが改定されました。以前は使用するデータ容量が多くなると前出の3社に比べ少し高めの料金となっていましたが、改定後は少量から大容量まで利用しやすい料金設定になりました。

自分のスマホの使い方にあったプラン・MVNOを選ぶと良いでしょう。

通話かけ放題込みの格安SIMプランを提供するMVNOをチェック

1日1回3分通話したときの月額料金シミュレーション

ここで気になるのは、1分、3分、5分、10分、無制限の各かけ放題プランの中で、どれが最も安く利用できるかということです。お得なかけ放題プランを見つけ出すためには、1日あたりの通話時間・通話回数を元に、月額料金を算出する必要があります。

総務省の『通信量からみた我が国の音声通信利用状況【平成 25 年度】』によると、日本における1日の通話時間平均は約3分で、1日約1回音声通話を利用しているというデータがあります。

1日1回3分通話をしたと仮定した場合の月額料金を計算した結果は以下のグラフのとおりです。

1カ月は30日、各MVNOで高速データ通信量不問で最安で利用できる条件で比較しています。

高速データ通信を考慮せず、090音声通話のみの利用を想定した場合、b-mobileの990ジャストフィットSIMと5分かけ放題オプションを利用すると最安(1,610円/月)になるとわかりました。逆に、かけ放題プランや専用アプリでの通話料割引がないJ:COM MOBILEやエキサイトモバイルは最安値を比べると3倍以上もの開きになるのは少し驚きの結果ですよね。

もちろん、毎日必ず1回だけ3分間きっちり通話するという方はいないと思いますので、普段の生活にあったお得なプランで契約しましょう。

1日1回3分通話したときの090通話オプション安値ベスト3のMVNOをチェック!

格安SIMにも家族間の通話し放題はある?

音声通話かけ放題のオプションプランを紹介してきましたが、通話をよくする方の中で「家族間で通話し放題になる」オプションプランはないのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか?残念ながら、大手キャリアと違って家族で通話し放題プランを提供しているMVNOは多くありません。しかし、全くないということでもありません。

家族間通話し放題のオプションプランを提供しているMVNOが「IIJmio(みおふぉん)」です。以下がIIJmioの通話かけ放題プランの詳細な内容です。

 1回の通話が長い1回の通話が短い
月額料金896円648円
国内通話10分通話無料
(超過分は10.8円/30秒)
5分通話無料
(超過分は10.8円/30秒)
同一契約間通話
(mioID)
30分以内の通話無料
(超過時は8.6円/30秒)
10分以内の通話無料
(超過時は8.6円/30秒)

※表示金額はすべて税込金額となります。

同一契約(mioID)間通話なら、通常のかけ放題プランよりもより長く通話が無料になります。

ここで注意しなければならないのは、同一契約でなければならないということです。家族であれば通話し放題になるわけではなく、また、大手キャリアのように電話番号を登録すれば通話がし放題になるわけでもありません。このサービスの利用を考えている方は家族の契約を必ず同一のmioIDにするようにしましょう。

音声通話対応の格安SIMで通話料金を節約しよう

音声通話対応の格安SIMを比較してきました。ご自身のライフスタイルにあった格安SIMは見つかりましたか?通話料金を節約したい方はぜひ格安SIMを利用してみてください。

自分にあった格安SIMを診断してみる!

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