ZenFone 3のスペック(性能)のおすすめポイントと注意点

ZenFone 3は日本初のマルチキャリア＆デュアルスタンバイが可能な高性能スマホ。メーカーはこれまで数多くの高コスパスマホを生み出してきたASUS。ZenFone 3は2016年10月7日より発売を開始していますが、上位モデルであるZenFone 3 Deluxeよりも取扱MVNOが多く、未だに現役で利用できるコスパの高いスマホです。

ここではそんな「Zenfone 3」のスペック（性能）や価格についての評価・評判、他スマホとの比較をご紹介していきます。

ZenFone 3のスペック(性能)

ZenFone 3のスペック(性能)は以下の通りです。フルHDで5.2インチの画面サイズと、従来のZenFoneシリーズより小柄になったZenFone 3ですが、格安スマホとは思えないほど高級感のあるデザインをしています。スペックも1600万画素カメラや高感度指紋認証センサー、オクタコアCPUなど、高スペックと評価された他の格安スマホと比べても別物に感じるレベルですね。近い発売日ですと、楽天モバイルからhonor 8（HUAWEI）が2016年9月28日発売されましたが、ZenFone 3はそれに比べると強気の価格設定でした。しかし2018年2月現在はかなり値下げされ、求めやすい価格になっているようです。もちろんこれまで大人気のZenFoneシリーズを手掛けてきたASUSですから、価格に見合う性能・使いやすさは保証できるものとなっています。

また、2017年3月15日には5.5インチモデル（ZE552KL）が追加されました。メモリ、ストレージ、バッテリーも増量されていてパワーアップしたZenFone 3に今後も期待が高まります。

ZenFone 3 スペック表

Zenfone 3のおすすめポイント

ではZenFone 3のおすすめポイントを挙げてみましょう。ZenFone 3は従来のZenFoneシリーズで対応していなかったデュアルSIMの同時待ち受けも可能な点が強みです。またカメラ画質も1,600万画素と凄まじく、格安スマホとしてはかなりよい品質と言えるでしょう。

性能怪獣！ZenFoneの高スペックモデル

デュアルSIMデュアルスタンバイ（DSDS）可能なZenFone 3は、格安SIM運用にかなり向いたモデル。性能の高さは折り紙付きです。

独自の UI「ZenUI 3.0」を搭載

デザインのカスタマイズ機能、ゲーム機能、端末最適化機能などを搭載した独自のUIが組み込まれています。ゲームアプリを実行している際に端末の性能を最適化するブースト機能や、YouTubeなどでゲーム映像をライブ配信できる機能など、スマホをめいっぱい楽しむための工夫が凝らされていると言えますね。

360°どこからでも認証してくれる指紋認証センサー

0.2秒でスリープ状態を解除できます。最大で5つまで指紋を登録可能です。

1,600万画素、約0.03秒で超高速フォーカスできる超スペックのカメラ

3つのフォーカス技術を1つに調和して組み込んだ被写体追跡も思いのまま。高性能な手ぶれ補正も搭載し、スマホカメラとしてはかなりよい品質だと思える仕上がりです。

Zenfone 3で注意したいこと

同様にZenFone 3の注意したいことも挙げていきます。スペックに関しては文句のつけようがない仕上がりですが、どのような注意点があるのでしょうか？

ZenFoneシリーズでは異例の4万円超えスマホ→2018年6月現在は概ね3万円台に

コスパが強みのZenFoneシリーズとしては、発売当初は価格が高めでしたが、発売から時間が経っているためか現在は値下げしているMVNOも多いです。

セット購入できるMVNOが少ない

初代ZenFone 3を発表してからかなり時間が経っていますので、MVNOでは取り扱いが少なくなっています。5.5インチモデル（ZE552KL）も発売されてからまだそこまで時間は経過していませんが、取扱MVNOはないようです。選択肢が少ないのは少し残念ですね。

入出力端子がUSB Type C

Type C非対応のケーブルしかない方にはデメリットと言えるでしょう。

ZenFone 3の評価・評判

では気になるZenFone 3についての評価・評判について紹介します。

ZenFone 3の評価・評判

ZenFone 3の評判ですが、発売して時間が経過してからもかなりの人気があります。格安SIMとのセット販売をしているMVNOも未だに多いので、Zenfone 3の人気は長く安定していると言えるのですが、その反面在庫がわずかになってきているので、気になる方は早めにゲットしておきましょう。

なお、SIMチェンジ編集部では、ZenFone 3の実機レビュー記事を公開しているので、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。

ZenFone 3と他の機種との比較

最後にZenFone 3と同シリーズとの比較をしてみます。それぞれ特徴的な機能を備えており、用途によって最適な機種を選べるようになっています。

ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL/ZS570KL)

ZenFone 3 Deluxeは、ZenFone 3と同じくマルチキャリアでュアルスタンバイが可能。5.5インチモデル (ZS550KL)と 5.7インチモデル(ZS570KL)の2種類をラインアップしおり、5.7インチモデルは、より高性能なSnapdragon 821 (クアッドコアCPU)と6GBのRAMの搭載に加え、ROMは驚異の256GB。カメラも強化されており、さらに快適な使い心地を実現しています。

ZenFone 3 Laser(ZC551KL)

ZenFone 3シリーズの中でも特に高コスパと言えるのが、このZenFone 3 Laser(ZC551KL)です。5.5インチの大画面液晶と4GBのRAMを備えながら価格は3万円程度に抑えられています。カメラは従来機の約3倍（1.2m）の距離に対応する第2世代のレーザーオートフォーカスを搭載しており、快適な写真撮影をサポートしてくれます。

ZenFone 3 Max(ZC520TL)

ZenFoneの中でも、バッテリーの持ちに樹点を置いたシリーズがZenFone Maxシリーズ。ZenFone 3 Max(ZC520TL)でも、驚きのスタミナは健在です。初代であるZenFone Max(5,000mAh)と比べる4,100mAhと数値上は減ってはいますが、システムの最適化によって十分なバッテリー持ちを実現。この端末から他のデバイスに給電できる「リバースチャージ機能」も搭載しているのも特徴的です。価格も抑えめで2万円台で手に入れることができます。

ZenFone 3 Ultra(ZU680KL)

ZenFone 3シリーズの中で見た目のインパクトが絶大なのが、このZenFone 3 Ultra(ZU680KL)。画面サイズはZenFone史上最大の6.8インチで圧倒的な存在感があります。基本スペックも充実しており、ゲームや動画視聴にも重宝する端末となっています。大画面だと気になるバッテリーも4,600mAhあるため余裕で1日使うことができます。

ZenFone 3とZenFone 3 Deluxe他 兄弟機とのスペック比較

Zenfone 3シリーズの兄弟機であるZenFone 3 Deluxe(ZS550KL/ZS570KL)‏とスペックの違いを比較してみましょう。ZenFone 3と5.5インチ・5.7インチモデルを展開しているZenFone 3 Deluxeとがあるわけですが、価格も3万円台→4万円台→9万円台と段違いに高くなっていきます。一般的に手が届きやすい価格なのはやはりZenFone 3で、購入の選択肢にZenFone 3 Deluxeはあまり入ってこないのが正直なところです。ただ5.7インチモデル（ZS570KL）は2300万画素のカメラを搭載していたりと、ZenFone 3 Deluxeは価格に見合うスペックの高さがあり、玄人好みのモデルと言えるでしょう。

ZenFone 3とZenFone 3 Deluxe スペック比較